雨のGW最終日。上野の東京国立博物館、いわゆるトーハクに美術鑑賞に行ってきました。
こちら、常設展の観覧料は一般は1,000円ですが、1年間何度でも観覧できるメンバーズパスがあります。
その年会費が一般2,500円で、なんと3回行けば元がとれ、4度目以降はタダになる計算です。
しかも、東京国立博物館だけでなく、京都国立博物館、奈良・国立博物館、九州国立博物館の常設展にも共通で使えるものです。
メンバースパスはこんなのです↓(有効期限とNoは付箋で見えないようにしました)
以前からトーハクは大好きで特別展などに足を運んでいましたが、特別展だけで時間を使ってしまい、常設展まで見切れないことが多かったので、時間ができると出掛けて美術館賞をしています。
常設展も、結構、展示替えがあるので、行くたびに面白く発見があり、素敵なものを見つけては見惚れています。入口横の『本日の展示』でピックアップされたものをチェックして回ります。
今日もいろいろありましたが、一番気になったのは「特集 ニール号引き揚げ品」ーウィーン万博をめぐる日欧の工芸文化交流ーのコーナーです。
ウィーンバンコク博覧会の帰りに、伊豆沖で沈没してしまった郵船ニール号から引き上げられた美術品の品々です。なかでも、ドイツ・バイエルン地方の『色絵金彩夫人図皿』が美しかったです。
この夫人はバイエルン王妃だそうですよ。
ニール号のコーナー以外にも江戸時代の木製漆塗りの『桜松蒔絵書棚』が美しかったです。
あと、国宝の平安時代の絹本着色の普賢菩薩像も眼福でした。
美術館鑑賞だけでなく、トーハクの建物や庭といった素敵な空間も好きです。
途中、東洋館別館1階「ホテルオークラレストラン ゆりの木」で、シフォンケーキとコーヒーのケーキセットをいただいて、ゆったりしてきました。
私はもう3度以上行っているので、十分元がとれています。
美術鑑賞がお好きでトーハクによく行くようでしたらお得です!
▼東京国立博物館サイト メンバーズパスの案内
マダムのつぶやき
今日のトーハクは、外国人旅行客が多かったです。
日本人も外国の方もマスクなしがだんだん増えてきたのを実感しました。
あ、各館の入口などに置いてある『東京国立博物館ニュース』のリーフレットをいただくのがお薦めです。今ですと、3月、4月、5月の観覧スケジュールやイベント、見どころ、作品の紹介がされています。
6月4日までは、平成館企画展示室で「尾・しっぽ」というテーマで、後漢時代の可愛い犬の置物などの展示があるようで、今回はそこまでみて回れなかったので、またそのうち出かけたいと思います。
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